ジオセル切土法面保護工
テラセル擁壁工法
国土交通省・新技術提供システム(NETIS)
登録番号:KT-090023-V
概要
展開したテラセル(ジオセル)に現地発生土や砕石を充填し、段積みすることで擁壁を構築し、切土法面を保護する工法です。
※カタログより抜粋
テラセル
特徴
高い耐候性、耐薬品性
テラセルの原材料は高密度ポリエチレンを使用し、表面のシートには暑さ1.5mmのテクスチャー加工を施したシートを使用しているため、十分な耐候性を持っています。また、耐薬品性にも優れており、酸性土、アルカリ性土などあらゆる土壌に適応します。
様々な中詰材の使用が可能
テラセルはハニカム構造のため、中詰材を拘束することで現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。
現地に応じた高い適応性と柔軟性
壁面勾配1:0.1~1.0で壁高8mまでの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配の変化も容易に対応できます。またフレキシブルな材料のため、基礎コンクリートが不要で、ある程度の地盤の不同沈下にも追従します。
軽量でコンパクト
テラセルは約4kg/枚と軽量なため、容易に運搬ができます。
簡単で素早い施工性
使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰返し作業のため、施工期間の短縮が可能です。また、コンクリートを使用しないため養生期間も不要です。
規格
セルサイズ | 形式 | 寸法 (H*W*L) |
重量 (kg/枚) |
カラー |
---|---|---|---|---|
3セルタイプ | TW-150M | 150mm*2.65m*0.80m | 約4.0 | ブラック |
テラセル展開イメージ
※カタログより抜粋
施工実績例
施主 国土交通省鳥取河川国道事務所
工事名 鳥取西道路(嶋工区)